2008年11月18日 病棟親の会 配布資料
このページの文章は、2008年11月18日に順天堂医院内の「病棟親の会」で配布されたプリントの転載です。
感染症対策 病棟親の会資料
2008.11.18
冬季は、多くの感染症が流行する時期です。当院での、感染症対策についてお話します。感染対策には、皆さんの ご協力が必要です。感染の拡大を出来る限り抑えて、安心して治療に臨める環境を作りましょう。
感染対策室:当院での感染対策の中心的な役割をしている機関。感染症専門の医師、看護師が居て、院内での感染予防に 従事しています。院内で感染症発生したときには、すべてここに報告されて、病棟での対策のアドバイスを受けます。
感染が発症したら?
感染者:実際に症状が出ている人。
暴露者:感染者に接触した人。(同室の子など)
は、隔離をされ、さらに感染が広がらないようにします。
隔離の方法:カーテン隔離、個室隔離、大部屋隔離
それぞれの感染症の種類、感染経路や発生状況によって対応が変わりますので、病棟の指示に従ってください。疑問がある 場合は、医師、看護師に質問をして下さい。
面会者、付き添いの方も感染者や暴露者との接触が強いので、隔離されている間は、必要以上に病棟内を出歩かないように お願いします。発生状況で、面会者を制限する場合があります。
隔離の対象になる主な疾患
マイコプラズマ
感染性胃腸炎(ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなど)
インフルエンザ
RSウイルス
おたふくかぜ、水疱瘡、はしか、風疹など
予防策は?
手洗い(石鹸、流水)、うがい、マスクの着用
インフルエンザ→予防接種(ご両親、兄弟、その他よく面会に来る方は、是非受けてください。)
小児科血液グループ
(2枚目)
ご家族のみなさまへ
冬季になり、感染症の流行する時期になりました。
そこで、当病棟での感染対策や対応について再度ご確認させていただきます。
なお、不明な点がある場合には、病棟スタッフへお聞きください。
小児は一般的に感染に対する抵抗力が弱いといわれています。特に当病棟では手術や化学療法で免疫力が低下したお子さんが 入院しています。このため、入院される患者さんに対して、他人に伝染する感染症に罹患されていないか問診・診察で確認して います。また、ご面会の方やご家族の体調についても、面会簿の用紙に記入していただき確認しています。 しかしながら、潜伏期間でご入院された場合には、上記感染症の有無を入院時に確認することは極めて困難です。 万が一、病棟で感染(伝染)症の患者さんがいらっしゃることが判明した際には、院内の感染対策室と連携し、速やかに対応 させていただきます。
また、お子さまが感染症に罹られたり、感染症の患者さんに接触されたりした場合、個室への隔離や 他病棟への転棟、あるいはご退院していただく可能性もございます。
<予防策>
- うがい、手洗いを行う。
- マスクを着用する。
- おむつ交換の際にはアルコールゲルで手指消毒後、手袋を着用して行い、オムツはビニール袋に入れて所定の ゴミ箱に捨てる。その後手洗いを行う。
- ご家族の方が体調不良時はご面会を控える。
- パントリーの冷蔵庫の使用方法を厳守する。(手洗い後、手袋を着用して中のものを取り出す)
- お子さまが嘔吐や下痢、咳嗽の症状があった際には速やかに病棟スタッフに知らせてください。
<お子様が感染症の患者さんと接触したり、同室であった場合>
- カーテン隔離または個室隔離となります。
- 面会者、付き添い者は、エプロン、マスクを着用して入室してください。
- お子様がやむを得ず病室から出る際は、マスクの着用をお願いします。
- トイレ・シャワー室・浴室の使用は通常通りです。
- 病棟にある洗濯機は、通常通り使用可能です。
- 下痢や嘔吐、咳嗽の症状が出現した際には、速やかに病棟スタッフに知らせてください。担当または当直の医師が 診察後、対応が決定します。
- 隔離の解除の日時については、改めてこちらから説明します。
(3枚目)
- 吐物や排泄物を扱うときは、マスク、手袋、ビニールエプロンを着用してください。
- 汚物、吐物が付着したものは必ずビニール袋に入れてください。
- 付き添い者が体調不良の際には速やかにスタッフへ知らせてください。
<お子様が感染症に罹った場合>
- 個室または病院内カーテン隔離となり、原則病室内から出ることは避けていただきます。
- 面会者、付き添い者は、エプロン、マスクを着用して入室してください。
- 洗濯物は基本的に自宅で洗濯。
- 【洗濯方法】洗濯する前に便や吐物を落とし、その後10倍ミルトンもしくは塩素系漂白剤(「ハイター」や 「キッチンハイター」)に30分浸しておき、その後洗濯を行う。洗濯方法は一般的な方法でよいが他の家族と分けて 洗い、柔軟剤を入れるタイミングで塩素系ハイターを使用すると除菌効果がある。(ただし色落ちすることもある ので注意)
- 【やむを得ず病棟で洗濯する場合】看護師が便や吐物は汚物室で流すため、看護師にお知らせください。その後 10倍ミルトン液に30分浸します。その後病棟の洗濯機を使用します。
- 【リネン】吐物や排泄物、血液で汚染されたリネン類はビニール袋へ入れ、看護師へ渡していただくか、もしく はビニール袋に「感染性胃腸炎」と明記してリネン回収室へ置いてください。
- 【清潔】シャワー浴もしくは清拭です。使用後の物品またはシャワー室は10倍ミルトン液で清掃します。 シャワー後の足拭きマットもバスタオルとともにビニール袋へ入れて「感染性胃腸炎」と明記してリネン回収室へ 置いてください。
- 【トイレ】ベッドサイドでポータブルトイレの使用になります。使用後は、便座を10倍ミルトン液で清掃し、 バケツは看護師が交換しますのでお知らせください。
- 付き添いの方もマスク、ビニールエプロンの着用をお願いします。
- 手洗いは入室前後、おむつ交換の前後、食事前、汚物、吐物の処理の前後には特に徹底して行ってください。
- 吐物や排泄物を扱うときは、マスク、手袋、ビニールエプロンを着用してください。
- 汚物、吐物が付着したものは必ずビニール袋に入れてください。
- 付き添いの方が体調不良の際には速やかにスタッフへ知らせてください。





